昨年の7月、マウイ島に行ってきました。今までオアフ島しか行ったことがないのですが、いつかネイバーアイランドにも行ってみたい気持ちがずっとありました。マウイ島に行くことになった理由は今後お話するとして、今夏にハワイ島に行くことが決まりました!
旅の計画は今年の2月からしていました。早めに航空券を仮でおさえ、ホテルも同時におさえました。縁があってヒルトンのホテルに3日間泊まれることになったり(こちらもまた今後お話します)、計画はだいぶ早くから進んでいました。ところが、5月にハワイ島のキラウエア火山が噴火し、今も沈静しておりません。また、旦那さんのお仕事も5月に色々とありまして、一時は行く事も延期しようかと話していましたが、やっぱり行くことに決めました。旦那さんのお仕事は落ち着きお休みが取れることになりました。噴火の影響についても沢山調べました。今も随時調べております。
計画前に色々な事があるなどこうゆう時、昔のわたしならこう思ったはずです。
「来るなと言われているのかもしれない…」
「行かない方がいいのかも…」
そして、周りの意見も…
「噴火の影響は大丈夫なの。危険じゃないの?」
でも、今のわたしはこう思っています。
「旅の前にこうゆう事が起きたのは、ハワイ島をよく知るいい機会になった」
「十分用心して旅をしなさいという事なのね」
なんでこんな風に考えるようになったかはこれからお話するとして、こんな前向きな考えでは、ハワイ島で被害に遭われている方に失礼じゃないかとお思いかもしれません。ハワイ島の今噴火で被害に遭われている方は現在でも2000人以上いらっしゃるそうです。また倒壊した家屋も600棟もあるそうです。
ただ、色々調べて行くうちにハワイ島に住んでいる方の思いも知る事が出来たのです。火山付近に昔から住んでいる方は、溶岩を恐れてはいないようなのです。むしろ『尊敬』の気持ちが強く、溶岩は¨ペレ¨(火の神)の化身だとも信じられているようです。ハワイ島に住む方特有の考え方なのかもしれませんが、自然にはかなわないと火山噴火の懸念を覚悟された上で住んでいらっしゃるとの事なのです。以前もお話したとおり、今回溶岩が流れ込んだレイラ二エステーツ付近は最近整備され始めた地域で、未開発のジャングルや溶岩台地が多い為、土地が大変お安く購入できます。
今、情報は様々なメディアから入ってきます。いいニュースならいいのですが、悪いニュースの時は特に目立ちやすい傾向にあります。昔、セブ島に旅行に行った時の事ですが、数日前に近くのリゾート地でも有名な島で誘拐事件があったとのニュースがありました。正直、その時も沢山の情報を入手する為に事前に調べました。旅行会社にも問い合わせをしましたし、少し用心する気持ちで旅に向かいましたが、実際に行ってみると現地の方はニュースに我関せず…全く気にしていませんでした。
ニュースで知る事と実際の状況の違いに何度も驚きました。それと共に、風評被害ってとても恐ろしいと感じました。確かに用心することはとても大事です。でも、あまりにもメディアに流されてしまうのは、視野も行動も制限されてしまうと思いました。もし、外務省の海外渡航情報で、渡航先が危険度レベル最高の4で真っ赤になっていたとしたら渡航は中止すると思いますが、正しい情報を収集する事が何より大切だと思っています。
たびレジ
・登録しておくと旅先の最新の安全情報が外務省より日本語で配信されます。私は毎回登録しています。
また、先日何かの記事を読みましたがより考え方が変わりました。ハワイ島の人が今溶岩よりも恐れていることは、過剰な情報が原因で観光客が減ってしまうことだそうです。観光客が減る=仕事も減ってしまう=雇用も削減されてしまう恐れがある事だそうです。その時、旅を計画していたわたしにできる事は日本からの募金などではないのだと思いました。現地の正しい情報を収集して、渡航は安全だとわかったらどんどん旅をする事だと思ったのです。そして、溶岩が流れ出している地区以外は安全だと、これからも多くの方がハワイ島を訪れるように発信する事が、ハワイの人の為のお役に立てるのではないかと考えました。もちろん募金等も避難されている方への助けになるとは思いますので、旅行の計画がない方はそういった方法もあると思います。
以前にもお話しましたが、ハワイはわたしにとってとても思いやご縁の深い土地です。これからも旅して行きたいと思っています。これからもハワイには沢山行きたいですし、カウアイ島・モロカイ島・ラナイ島等へもいってみたいです。7月のハワイ島旅行も思いっきり楽しみたいと思っています!
避難されている方・家屋が倒壊してしまった方が1日も早く元の生活に戻れることを願っています。これからもハワイへ行きましょう!!